終活とは、自分らしく生きるための活動であり、あなたの思いや大事な財産を大切な人や後継者に引き継ぐことです。

3月26日のセミナー報告

「マイライフノートを書こう 第3回」のセミナー報告です。

3月26日にハイブリットで行われたセミナーは、リアル会場(船橋市勤労市民センター)に足を運んでいただいた参加者の方もいらして「お久しぶりです」「お元気でしたか」の声があちこちで聞かれました。

第一部のテーマは、当NPOで以前からテーマにしたいと考えていた<介護にまつわる話>。船橋市内で単独型の居宅介護支援業所「支援センターふなばし」https://hirobiro.jp/開設しているだけケアマネージャーの佐藤寛子さんを招いて、やっと実現しました。

 

今日の話一人でも多くの人に伝えたいな、というのが一番の感想。実は「ケアマネ」という仕事についてさえよく知らなかったから、

「ケアマネは介護の相談係なんですよ」という言葉にグッと親しみを感じました。

そして、参加した理事たちも口を揃え「参考になった!」と言っていたのが、家族が、自分が、介護を受ける状態になったときに重要な3つの心構え。

1. ひとりでがんばらない。(とりで頑張ってしまうととてつもなくお金がかかり、貯金が底をつく可能性もある)

2. 隠さない。(その方の状態がわからないと手助けが難しい)

3. 意地を張らない。(頑固でいるといいことはない。自分の、家族の状態をきちんと把握し、渋々でもひとまず受け入れる)

 

・子どもがいる方はまめに連絡を取るようにしておく。近所に知り合いをつくる。つまり自分のことを気にかけてくれる人をつくるということ。

・住まいに(それぞれの市でやっている)緊急通報装置を付けることも安心につながる。 

そして、「自分が今好きなこと、やりたいこと、過去に好きだったこと、やりたかったこと。こんなふうに過ごしてみたいということを元気なうちに書いておきましょう」と。介護が必要になった状態では、色々なことを諦めてしまいがちですが、ケアマネや介護スタッフは、その方の続けたい暮らし、なりたい自分に少しでも近づけるよう考えているそうです。

「マイライフノート」にも、こんな項目をプラスしたいと思いました。

第2部では、参加の皆さんとそれぞれの「介護」についてのお話をお聞きし、佐藤さんを交えてやりとりできました。誰もが不安を抱える介護について話ができる場ってなかなかないので、貴重な時間になりました。

「介護」という言葉から、関わる人、受ける人、心構えまでのお話。まだまだ続きを聞きたくなりました。