終活とは、自分らしく生きるための活動であり、あなたの思いや大事な財産を大切な人や後継者に引き継ぐことです。

1月1 8日第5回セミナー報告

1月1 8日(土曜日) 第5回セミナー「他者の生き方から学ぶ 今からあなたができること」(講師 佐藤寛子氏)が行われました。

11月に続いて登壇いただいた佐藤さん。「熱意が伝わるといいなと思い、立ってお話ししますね」と、美声を聞かせていただきました。

介護業界に24年、ケアマネジャーとして18年お仕事をされているので、たくさんの方を担当されてきました。現在も45名を担当しているそうです。

そんな佐藤さんのお話は、ケアマネについて、終活について。そして、終活を考えた上で、「今できることがあるとしたらそれは何ですか」と問われました。一人一人の考える終活に対して、自分は今どう動けるのかを、それぞれが少し考える時間を持ちました。

人生最後の挑戦は“お空へ旅立つ”ということですが、人生の挑戦は大きなことだけではなく、日々の暮らしの中にあるという話も印象に残りました。介護が必要な人にとって「ディサービスに通うこと」も大きな挑戦、「マイライフノートを完成させること」も立派な挑戦。「一歩を踏み出した方の方がお元気です」というのが、日々介護を必要とされている方と関わっている佐藤さんの実感のようです。

佐藤さんが出会ってきた中の4名の方の生き方のお話も、羨ましい話、身につまされる話もあり、人生の終い方はそれまでの人生をどう生きてきたかにも関わりますが、自分で選べるはずと感じました。

質疑応答も活発に行われ、「エンディング」という言葉はちょっと寂しいなあという声も。「エンディングに変わる単語を次回までに考えてきましょう。宿題にしましょう」という櫻井理事の言葉に、さて次回が楽しみです。

昨年の5月からスタートした「明日からの人生を生き生き過ごすために “終活”を楽しく学びましょう」5回講座がこの回で終了しました。船橋市市民公益活動公募型支援事業として行なったため、昨年4月には市内の全公民館等に市役所市民生活部市民協働課からチラシ配布があり、新しい参加者の方との出会いがありました。

また、奇数月のセミナーをホームページでお知らせして行なっていきますので、皆様よろしくお願いいたします。